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起案部会/OPRC作業部会報告書

 

7.20 当委員会は、起案部会/OPRC作業部会報告書(MEPC 42/WP.7)を受取り、原則的に、付属6に記載の、2000年の有害・有毒物質の汚染事故に係る準備、対応及び協力に関する議定書改正案を承認した。
また、当委員会は、HNS議定書と共に採択される決議書案でカバーすべきトピックスに関する起案部会提案に同意し、また、OPRC作業部会に対し、MEPC43における当該決議書案の最終化を指示した。
起案部会は、MEPC 42/WP.7の付属2に記載の予備的議定書案を作成している。

 

7.21 当委員会は、起案部会提案に関し、発刊することを目指し、起案部会が改正した、化学汚染−第1節−査定及び対応アレンジメント問題についての改訂マニュアルを承認した。

 

7.22 当委員会は、理事会に対し、2000年の有害・有毒物質の汚染事故に係る準備、対応、協力に関する議定書の採択を目指して、2000年の内に、MEPC 44と背中合わせで4〜5日間の会議招集を要請することで合意した。

 

OPRC作業部会暫定報告書

 

7.23 OPRC作業部会暫定報告書(MEPC 42/WP.13)を受け取って、当委員会は、

 .1 油流出に関するコンピュータプログラム及びインターネット情報のカタログの開発を銘記し、1999年の初期に回章として配布するための合併整理版を事務局に提出し、かつ、後日IMO ウェブサイトに入れるための正式な検討を加えることで合意した。

 .2 MEPC 43による検討のための改訂版発行を目指して、"油流出対応に関する用語基準案"文書(MEPC 42/INF.9)へのコメントのISOへの提出を加盟各国に要請し、また、OPRC作業部会に対し、ISO/IMO協力関係促進のためのフォローアップ手続き及び措置についてさらに調査を加え、かつ、関連事項を明確にすることを要請した。

 .3 HNS関連海洋汚染事故に関する助力を与えるための専門的技術関連センター目録の作成に合意し、また、事務局に対しMEPC 43における議論のためのメモを準備するよう要請した。

 .4 WMO海洋汚染緊急時対応支援システム(MPERSS)実行の支援について、MEPC 43において議論すべきことで合意した。

 

7.24 ISO/TC 8"船舶・海洋科学技術委員会"の海洋環境保護小委員会(SC 2)議長の J. Angelo氏は、OPRC作業部会暫定報告書に関し、ISOが、提出されている質問事項のいくつかへの回答を記載した文書(MEPC 41/4/1、MEPC 41/INF.15)を、MEPC 41に提出したこと想起した。
同氏は、当該小委員会が、MEPC 43における検討のための文書作成に最大限努力するつもりであるが、1999年6月ギリシャにおける会合予定であるISO/TC 8/SC 2の次回会合がMEPC43と極めて接近しているため、ISOにとって締切りに間に合わせることが困難となることを確認した。
また、同氏は、ISOが、本件に係るISO/IMO協力関係促進を心から望んでいることも確認した。

 

 

 

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