3.13 シンガポール代表団は、東アジア海域計画の成功に関する事務局長の開会の辞に言及して、インドネシア、マレーシア、フィリピン及びタイを代表して、1994年以来のGEF/UNDP/IMOによる地域的な主導が、東アジア海域の沿岸・海洋環境問題に対する、本質的作業モデル及び革新的アプローチの策定に役立ったたことを表明した。
関係11ヶ国、ブルネイダラッサラム、カンボジア、中国、インドネシア、フィリピン、北朝鮮、韓国、シンガポール、タイ及びベトナムのすべてにとって当該計画が役立った。
実演サイトは、地方政府が、いかにして、沿岸・海洋地域の統合した計画立案及び管理を通じて、IMO条約実施に貢献できるかを示していた。
当該計画で組織された訓練コースにおいて、東アフリカ、ラテンアメリカ及び南アジアからの1,120人以上の参加者が訓練され、その結果、より密接な南方同士の協力が促進された。
3.14 さらに、シンガポール代表団は、GEFからの8百万米ドルの予算配分に加え、当該計画活動拡充のため、5年間を通じて、外部から9.28百万米ドル集まったことからも、本当に成功していると発言した。
当該プログラムの見事なパーフォーマンス及び業績により、GEFは最近、フォローアップ段階予算として合計28.5百米万ドルを承認しており、その内16.2百万米ドルはGEFからのものである。
第2段階予定は、1999年6月の試験的段階完了後、開始予定である。
シンガポール代表団は、マレーシア、フィリピン及びタイを代表して、IMO及びGEF/UNDP/IMO東アジア海域計画に対し感謝の意を表明した。
3.15 中国、フィリピン及びタイ代表団は、シンガポール代表団による声明に共鳴していた。
加えて、タイ代表団は、1985年以来、タイ政府は、国家油流出緊急時計画、1隻の油防除船、油流出対応設備及び要員能力構築の供給ための準備という形での、油流出対応分野における、デンマーク政府から技術援助を受けたことを発言し、また、デンマーク政府に対し、タイへの貴重かつ継続した援助に心からの感謝の意を表明した。
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