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(5) 伊良湖水道付近の船舶交通環境について

事務局から、資料IMS-1-2「伊勢湾(伊良湖水道付近)の船舶交通環境」について説明が行われ、下記の質疑応があった。

<伊良湖水道の概要、航路標識について>

・ (Q) 伊勢湾NO.2、NO.3ブイは整流という目的があるが、伊勢湾NO.1ブイにも設置の目的があるのか。 ―→ (A) 整流という目的はないが、伊勢湾に入湾する船舶の目標となっている。
・ 伊良湖水道付近の航路標識について代表的なもののリストを付けてほしい。

<自然条件について>

・ (Q) 風のデータは伊良湖測候所で観測されたものであるが、伊良湖水道とはかなり離れている。また、伊良湖測候所の南側に山があるので南寄りのデータには山の影響が出ている。他に伊良湖水道付近で観測されたデータはないのか。 ―→ (A) 風の観測データは航路管制信号所で観測されたデータおよび他の調査で神島において観測されたデータがある。また、15m/sの強風については伊良湖水先人会に記録がある。
・ 風に関するデータを収集補足し、整理してほしい。船舶にとっては平均風速というのはあまり意味がないように思う。
・ 資料を見ると視界1000m以下の霧の発生が少ないように感じる。
・ 伊良湖水道航路は視界1マイル以下で航行制限をかけるので、その回数は記録している。ただし、短時間で視界の回復が予想される場合は航行制限をかけない場合があるので霧の発生日数とは若干違う。

<船舶通航実態について>

・ (Q) 漁船の操業場所についてはエリアごとのデータしかないのか。 ―→ (A) 海上保安庁の資料ではこれだけである。
・ (Q) 航路内の操業漁船は一本釣りが多く、約60隻とあるが、この60という数は航行船舶にかなり影響を与える数か。 ―→ (A) 状況にもよるが、かなり多い数だと思う。
・ (Q) 航路管制船の時刻別の傾向はどうか、データはないのか。 ―→ (A) 北航のピークは朝、南航のピークは夕方という傾向がある。データとしては原簿という形で残っている。その他の特徴としては、土日は少なく7〜8隻、平日は30〜35隻と多い。コンテナ船は朝入湾、夕方出湾のパターンで運航している。
・ (Q) 通航漁船の時刻別の傾向はどうか。 ―→ (A) 通航漁船のピークは午前3時から5時頃である。伊良湖岬寄りを通航するので大型船への影響は少ない。2そう曳きのときはかなり広がって航行している。
・ 時刻別の通航漁船隻数が判るようにデータを整理してほしい。
・ 操業時間、通航時間、通航ルート等について、漁協に対するヒアリング調査を予定している。
・ 他の航路の管制船舶隻数を整理してほしい。
・ 表4.5〜表4.9の「曳航航船」は「曳押航船」に修正する。

<海難実態について>

・ (Q) 海難の概要で全長が50〜70mというのはどういう意味か。 ―→ (A) 統計上の分類である。
・ (Q) 海難データについて衝突時の船の向きは判らないのか。 ―→ (A) 船の向きは判らないが、仕向港から推測できるので、仕向港を追加する。
・ (Q) 例えば漁船に関する海難が多いなどこの海域の海難の特徴はないか。 ―→ (A) 漁船に関する海難が多いなどの特徴はないと思う。ただし、直接的に漁船が関係する海難が少なくても、漁船が間接的に海難に影響していることがあると思う。
・ 発生地点図と海難概要を対応できるように番号をつけて、衝突についてはどの船の衝突かが判るようにしてほしい。

<その他>

・ (Q) パイロットが乗船する船舶の隻数はどれくらいか。 ―→ (A) ハーバーパイロットを含めて月1,200〜1,300隻である。
・ パイロット乗下船場所を示してほしい。

(6) 第2回作業部会の開催予定を10月7日(水)午後とした。

(7) 作業部会開催に先立ち、7月28日(火)13:00〜16:30、作業部会関係者により現地調査を行った。現地調査は鳥羽保安部の巡視艇を使用し、伊良湖水道付近の視察および航路管制信号所の見学を行った。

 以上

 

 

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