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(1) 対象とする浮体、規模

長さ100m以下の矩形断面を持つ浮体構造物(構造:鋼・コンクリートハイブリッド構造)を対象とする。

(2) 自然条件

主に、次のような自然条件を対象とする。

1) 潮位差  3m

2) 水深  10m (±1.5m )

3) 波浪条件

波向  β=90°

波高  H1/3=0.5m

周期  T1/3=4〜6秒

 

063-1.gif

 

4) 気象状況

風速  V10=10m/sec

5) 静的安定計算用上載荷重条件

群衆荷重  0.5tf/m2

連絡橋反力  10 tf

屋根荷重  0.07tf/m2 (減揺タンクは、水荷重考慮)

(3) 動揺制限推奨値

人間の感覚対応とし、次を推奨値(目標値)とする。

 

表7.1 動揺制限推奨値

063-2.gif

注)浮体規模A:デッキ面積 300m2以下/B:デッキ面積 300m2以上で長さ100m以下

 

(4) 減揺手法

本研究で検討中の4タイプ(水線幅変更,減揺タンク,SLO-ROLタンク,TMD)についてその機構、減揺原理、効果等を示す。

 

 

 

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