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4.3 供試模型

実験の対象浮体は、減揺効果が有望な浮体形状及び減揺機構の組み合わせとした。また、これらの組み合わせのベースとなる基本タイプ(TYPE-B0)についても実施した。

実験は、二次元模型で実施することとし、模型の長さを水槽幅に合わせた二次元部分模型とした。模型の製作は、縮尺を水槽設備など考慮して1/15とし、水槽幅が2.5mであることから1/1.88(供試模型実機長さ37m/想定実機長さ70m)の部分模型とした。

対象模型は以下の4種とし、各模型の要目を表4.1に示す。なお、水線幅変更タイプについては、下記4)のタイプと同一(制振装置非作動)とした。また、同表中の長さ(L),幅(B)等のとりかたについては、それぞれ図4.2〜図4.5に示されている。

1) 基本タイプ(TYPE-B0)

2) 矩形減揺タンク上載タイプ(TYPE-B0-ART9)

3) 水線幅変更+SLO-ROLタンク付加タイプ(TYPE-B0-W2-SLR1)

4) 水線幅変更+TMD制振装置付加タイプ(TYPE-B0-W2-TMD)

 

表4.1 要目表

018-1.gif

*想定実機 L=70m の部分模型

 

018-2.gif

2基搭載

**想定実機 LTK=10m の部分模型

 

018-3.gif

4対搭載

 

018-4.gif

 

018-5.gif

2基搭載

 

018-6.gif

4対搭載

 

 

 

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