宮治 佳三子(みやじ すみこ)(大15.2.18生・香川県高松市)
昭和50年以来、高松市円座交通安全母の会会長をはじめ関係団体の要職を歴任し、子供と高齢者を交通事故から守るため交通安全思想の普及に貢献された。
1] 昭和50年、高松市円座校区に婦人会交通部を結成し交通部長となって以来、子供や高齢者を交通事故から守るためには、母親の参加と積極的な活動が必要であることを呼びかけ、交通安全組織の結成に奔走するとともに自らも街頭に立って安全活動を行っている。また、交通安全母の会会員の資質の向上を図っている。
2] 交通安全に関するボランティア活動を推進するには、母親活動の組織化が必要であることを痛感し、他の婦人団体にも呼びかけて県交通安全対策室等の指導のもとに、昭和54年香川県交通安全母の会連合会を設立した。また、高松市内26校区の地区交通安全母の会の活動の推進を図るため、同56年発足の連絡協議会設置に貢献した。
3] 昭和50年以来、高松市交通安全母の会連絡協議会会長等の要職にあって、市及び地元警察等と連絡を密にして、毎日の通園、通学路の交通監視活動を計画・指導し、率先して活動に従事するほか、毎月5日、20日を母の会の交通安全活動日として、会員とともに交通事故防止活動と交通安全思想の普及に努めている。
4] 昭和55年以降、四季の交通安全運動期間中の街頭キャンペーンには、母の会会員を動員し、自らも街頭に立ち、チラシや交通安全マスコット等を運転者、歩行者に配布して安全を呼びかけている。
5] 昭和56年から、毎年4月に通学通園道路の危険個所の点検を実施し、警察や道路管理者などに改善要望や信号機の設置を要望している。また、カーブミラーの清掃等も随時実施している。
6] また、母と子の交通安全教室や高齢者交通安全教室の開催、交通安全全国キャラバン隊の受け入れ、キャラバン車に同乗しての交通安全の意識の高揚促進、保育園等を訪れ紙芝居や腹話術による交通安全教育の推進、後継者育成のための母親活動研修会の主催等多岐にわたり活動するとともに、県あるいは全国組織の要職にあって国民全体の交通安全に寄与している。
((社)全国交通安全母の会連合会推薦)