Intellectual Cabinet No.5
Global Foundation for Research and Scholarship
インテレクチュアル・キャビッネット March●1999
特集●借地借家法改正
定期借家権導入の効果
八田達夫
定期借家権の導入は景気対策に役立つのみならず住宅弱者のための政策強化を可能にし日本の住宅事情と都市構造を深く広く改善するだろう
定期借家権立法の意義
福井秀夫
定期借家権の制度化により借家市場は大きく拡大し豊かな居住や経済の活性化がもたらされ法の裁量に派生する不正や不公平も回避できる
「定期借家権」Q&A
阿部泰隆
定期借家権は良質な家族用貸家の供給を促進し借家人層の選択を広げるみんなが得する「百利あって一害なし」の制度だ
『Intellectual Cabinet』とは
『Intellectual Cabinet』は政策問題を議論するニューズレターです。ハイレベルの政策研究者が客観的な立場で政策イシューを斬り、建設的で知的水準の高い議論を提供することを目的としています。また、健全で建設的な政策論争を喚起するとともに、斬新な切り口で新しい政策提言を行なうことにより、日本の多元的な政策プロセスづくりに貢献することをめざしています。
(毎月1日・15日発行)