日本財団 図書館


「山田修とハローナイツ」メンバーご紹介

 

003-1.gif

太平サブロー/わがままなボーカル(天野真吾)

思い起こせば、忘年会の二次会へ呼ばれ、そこで3〜4曲唄ったのが、実は「星屑の町」のオーディションでありまして、(中略)リードボーカル役とはいえ、芝居はずうっと素人感覚でいる私ではありますが、役どころが自分自身とダブルところが多分にありますので、楽しく、マイペースでやらせてもらっています。

 

003-2.gif

渡辺哲/クスリ好き(込山晃)

水谷さんとの出会いの作品、一番思い出深い作品です。初演の稽古、とにかく緊張の連続でした。(中略)周りのメンバーの色々変化していく芝居にとにかく遅れまいと必死だったことを思い出します。(中略)今迄、色々舞台をやってきましたが、この小学校の教室の空気は一生忘れないでしょう。この作品に参加できたことを誇りに思っています。

 

003-3.gif

でんでん/元自衛官(西一夫)

もう4年になるのかなぁ。という思いです。この星屑の町は、今年のパートIIIで4度目の公演ですから。このパートIも、つい最近のもののように感じるのです。2時間あまりのひとときを北海道の皆さんと共有できる。終演後のなんとも言えぬ虚脱感。また味あわさせて、いただきます。

 

003-4.gif

有薗芳記/からいばり(青木五郎)

星屑の町は、僕が初めて水谷さんの作品に出演させていただいた思い出深い作品です。作品の完成度が高いためでしょうが、すんなり作品の中には入れました。また青木五郎という人間が、僕にとってとてもやりやすく書かれていましたので、やっていて楽しかったです。ただ、コーラスの部分は苦戦しましたが。場の空気作りを大切にする水谷さんの演出も大好きでした。

 

003-5.gif

ラサール石井/女好き(市村敏樹)

初演当時、私、小宮、でんでんさんのキャスティングは最初から決まっていた。そこに有薗くんが加わり、水谷さんが哲さんを連れてきた。問題はヴォーカルの真ちゃん役だった。この役だけは歌唱力がないと成立しない役柄だったからだ。そのとき私の頭の中にはもうこの人しかいないという男がいた。太平サブローくんである。(中略)仕方がないので顔合わせと忘年会をかねてカラオケボックスで宴会をし、そこにわざわざサブローくんを大阪から呼んで歌ってもらうことにした。状況もよく分からずやってきたサブローくんがとりあえず一曲歌うと、それだけで全員が「ヴォーカルはこの人しかいない」と納得してしまった。

 

003-6.gif

小宮孝泰/泣き虫のリーダー(山田修)

正直言って、実年令が上の人も含めて皆をまとめる役はとても難しく思えた。だから初演の初日はいつも以上に緊張したし、舞台を終えてほっとした時の気持ちも相当強く印象に残っている。ビールがうまかったその日の飲み会で、女優の田島令子さんにこう言われた。「何であなたがリーダーなのか最初全然分からなかったけど、最後の歌謡ショーの場面ではリーダーに見えたわよ。」田島さんていい人だと思った。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION