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作・演出 水谷龍二

出演

太平サブロー

渡辺哲

でんでん

有薗芳記

菅原大吉

春木みさよ

安田博美

ラサール石井

小宮孝泰

 

「星屑の会」は、ラサール石井、小宮孝泰、でんでんらが中心となって脚本家水谷龍二の作品を上演することを前提として結成されました。

「星屑の会」では、今後も大人のための悲喜劇を提供していきたいと考えています。

日常生活の中での人間の微妙な感情の移り変わりを見事に表現する作品を、どうぞご存分にお楽しみ下さい。

 

●あらすじ

ハローナイツが結成されたのは、阪神タイガースが21年ぶりに優勝した昭和60年。レコード会社で冷や飯を食っていた山田は、阪神の応援歌を自ら企画し仲間を集めてレコードを出した。企画は良かったが全然売れず、山田はクビになった。その直後、山田は面倒を見ていた演歌歌手、天野真吾を加えてハローナイツは誕生した。それから10年の月日が流れ、ハローナイツはレコード会社を見返すどころか歌謡界から忘れ去られたドサ専門のコーラス歌謡グループになっていた。

物語は、そんなハローナイツが温泉ホテルでの仕事を終えて、次の仕事先である東北の片田舎を舞台に展開される。その町は山田の生まれ故郷で、弟の英二が実家の農家をついでいた。歌謡ショーの会場は小学校の体育館。前日の夜に着いた彼らは村の青年団の接待を受け、機嫌は上々だった。

そしてショーの当日、事件は起きた。メンバーの一人、市村敏樹が、前夜スナックで歌手志望の女の子をくどいてしまったのである。しかも、その娘は村一番の荒くれ者久間部六造の末娘。英二が青ざめた顔で控え室(図工室)に現れる。「あんたがた、生きてこの村さ出れねえど」歌謡ショーどころではなくなってしまった。ハローナイツの運命やいかに…。

 

優先発売のお知らせ

 

次回、札幌ユースシアター第7回公演

シアター・プロジェクト・さっぽろ

若草物語

 

とき:1 0月23日(金)18:30開演

ところ:かでるホール

 

※次回は道新ホールではありません。どうぞお間違いのないように!

 

出演者:斎藤歩、斎藤和子、山野久治、西田薫ほか

本日、ロビーにてチケットをお買い求めになると、その場で座席をお選びいただけます。

 

 

 

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