SV値:Space Velocity値(h-1)。空間速度SCR(選択還元脱硝装置)の反応器の性能を示す値。値が小さいほど脱硝効率が高いことを示す。一般に液体燃料では4000〜6000h-1程度である。
FIPs:Federal Implementation Plans。米国EPAがある特定の地域内にのみ適用するために、作成した特別な規制案。実際の適用には、対象地区が含まれる州の承認が必要である。
EGR:Exhaust gas recirculation。排気再循環。ガソリンやディーゼル機関において排気の一部を再び給気に戻す技術。燃焼雰囲気中の酸素濃度が少なくなることから、NOxが減少する。
VIT:Valuable Injection Timing燃料噴射時期進角装置。燃料消費量改善のために高負荷時において噴射時期を上死点近くに進ませる装置。
10.15モード:国内においてガソリン自動車からの排出量測定に用いられるテストモード。市街地走行をシミュレートしており、アイドリング、渋滞走行も含んでいる。シャーシダイナモ上での測定が必要で測定が複雑。
13モード:国内においてディーゼル自動車からの排出量測定に用いられるテストモード。
シャーシダイナモ上での測定が必要で測定が複雑。
E3モード:ISO8178(内燃機関に関する国際測定標準)に定められた舶用機関用のテストサイクル。25%,50%,75%,100%の各ポイントでの重み付けは0.2,0.5,0.15,0.15である。
チョッパ制御モーター:サイリスタにより電流を毎秒300回前後断続的にオン・オフを繰り返し、必要な電力を無駄なく使用できるようにしたモーター。
VFコンバーター:架線から取り込んだ直流電流をインバータより交流に変え、交流モーターでを制御できるものにしたもので、これによって主抵抗器が不要になり、電気エネルギーの抵抗ロスが少なくなった。