日本財団 図書館


ア.運航パターンの設定など

外航コンテナ船の運航パターンは表3.1-2に示すように仮定した。

 

表3.1-2 コンテナ船の運航パターン設定例

011-1.gif

NOxマニュアルの設定をそのまま用いた。

D/G:Diesel Generator補助ディーゼル発電機(停泊中は主機ディーゼル機関を停止し、船内所用電力などのために小型のディーゼル発動機を使用する場合が多い)

 

イ.年間燃料消費量

年間燃料消費量は以下のように計算した。

i.接岸時の燃料消費量

接岸時の燃料消費量に下記の算定式を使用した。

W=0.17×P0.98(A0.98×T×d)

W:燃料使用量(kg/年)

A:荷役時の補機負荷率・・・・・⇒0.42

T:荷役時間(時)・・・・・・・⇒350時間

d:荷役時の補機稼働機関数(基)⇒2基

P:補機の定格出力(PS/基)・・⇒NOxマニュアルに基づき、下記の算定式により試算した。

P=2.2X0.60

X:フルコンテナ船の総トン数

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION