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横断的手法による21世紀の海洋利用技術創出に関する調査研究事業報告書

 事業名 横断的手法による21世紀の海洋利用技術創出に関する調査研究
 団体名 シップ・アンド・オーシャン財団  


3.2.6 交通運輸の場としての海洋分野

 

(1) プロジェクトの抽出

表3.2-9に示すように、平成8年度における国の試験研究業務計画から、「交通運輸の場としての海洋」に関連した研究開発プロジェクトについて、各省庁別に代表的なプロジェクトを抽出した。なお、平成8年度予算額が100万円以下のものについては割愛した。

 

(2) 省庁別にみたプロジェクトの動向

各省庁別に「交通運輸の場としての海洋」に関連した研究開発プロジェクトの動向をまとめた。表3.2-10に各省庁別プロジェクトの分類結果を示す。なお、表中には代表的なプロジェクト名のみを記した。表中の( )内の数字は、経常研究まで含めた表3.2-9に記載された全てのプロジェクト数を表している。

 

1] 科学技術庁・運輸省

「船舶技術」に関連して、日本原子力研究所が原子力船の研究開発に関する大きなプロジェクトを1件実施している。

 

2] 運輸省

「船舶技術」については、個々の規模は小さいが、非常に数多くのプロジェクトが実施されている。「船舶技術」に関連したプロジェクトは、船舶の機能向上から排ガス対策、さらには安全性に係わるものまで多岐にわたる。また、「航法技術」に関するプロジェクトとしては、総合的監視システムやヒューマンエラー防止についてのものが含まれる。一方で、「港湾、空港」についても、港湾情報処理システム等、複数のプロジェクトが実施されている。「橋梁、海底トンネル」および「パイプライン」については、プロジェクトが見当たらない。

 

(3) 分野別にみたプロジェクトの動向

各分野別に「交通運輸の場としての海洋」に関連した研究開発プロジェクトの動向をまとめた。

 

1] 船舶

「船舶技術」については、運輸省が中心となり、性能向上、安全性、居住空間に至るまで多岐にわたり、非常に数多くのプロジェクトが実施されている。

これらのプロジェクトは比較的規模が小さなものが多いが、対照的に、日本原子力研究所による原子力船の研究開発は大きなプロジェクトとして無視できない。

 

 

 

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更新日: 2023年3月18日

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