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知識共有を基盤とした高度造船CIMの開発研究報告書

 事業名 知識共有を基盤とした高度造船CIMの開発研究
 団体名 シップ・アンド・オーシャン財団  


8. 事業の成果

知識共有を基盤とした高度造船CIMの開発研究の第2年度として、「ORBによる知識共有の高度化の仕組みの実現」、「プロダクトモデルの共通化」と「機能検証」を行い、実用システムの実現に向かっての歩みを進めることができた。

得られた主要な成果は次の通りである。

1] 知識共有の仕組みの実現

ACIMリファレンスアーキテクチャの各サービス機能を具体化するとともに実現へのアプローチを検討した。

・ACIMリファレンスアーキテクチャの各機能の詳細化と開発:

リファレンスアーキテクチャを見直して、より適切なものとした。各カテゴリーごとに実現へのアプローチを策定するとともに、各サービス機能を詳細化し、一部のカテゴリーについて実装を完了した

・エージェント技術適用対象の具体化:

高度造船CIMでのエージェント技術適用対象を分散環境での運用支援とプロセスモデルによる協業支援とした

・インターネット環境におけるORB運用技術の検討:

WWW上での認証、データ保護の手法をプロトタイプ試行により検討した

・プロダクトモデル管理機能の開発:

運用管理アプリケーションの仕様を決定して開発を終了した

2] プロセスモデルによる協業支援の検討

協業支援のためのプロセスモデルを具体化し、プロトタイプシステムを開発した。

・プロセスモデルの設計:

協業支援が可能な新しいプロセスモデルの概念を考案し、持つべき情報を明確化した

・協業支援システムの基本的枠組みの設計:

プロセスモデルとエージェント技術に基づいた協業支援システムの運用像を明らかにした

・知的エージェント技術を用いた協業支援システムの実行メカニズムの設計:

エージェントの役割を明確化し、プロセスモデルに従って協業作業を支援する実行メカニズムを設計した

・プロトタイプシステムの開発と試行:

上記設計結果に基づいてプロトタイプシステムを開発し、簡単なゲームシナリオで試行を行った

 

 

 

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更新日: 2023年4月1日

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