(2) 拡張された機能及び表現能力
4.1で述べたとおり、今回拡張した船殻構造FLを用いてACIM丸の構造データをPMに登録し、拡張後の船殻構造FLの検証を行った。この検証作業で出力したいくつかの図を用いて、拡張内容を説明する。
IGESの曲面データとして表現されているACIM丸の船型データをPMに読み込み外板に相当する区画壁を生成した後、上甲板及び内部のバルクヘッド等を表す区画壁を生成したモデルを図4.3-2に示す。なお、この図では外板と上甲板によって内部のバルクヘッドが見えなくなってしまっているので、外板と上甲板を表示対象から外して内部のバルクヘッドのみを表示させたものを図4.3-3に示す。