4.3 入手資料
本年度事業を実施している過程で入手した関連資料は次のとおりである。
・АЛЪБОМ 1955(海洋における氷形成写真集)
ЛЕДОВЫХ ОБРАЗОВАНИЙ НА МОРЯХ
・СЛОВАРЬ СОРСКИХ 1994(海洋氷用語辞典)
ЛЕДОВЫХ ТЕРМИОВ
・Arctic Pollution Issues:
A state of the Arctic Environment Report
AMAP:Arctic Monitoring and Assessment Programme,Oslo 1997.
・National Security and International Environmental Cooperation
In the Arctic-the Case of the Northern Sea Route
Prof.Willy Ostreng,Oslo 1999.
・Chukchi Sea
Oil & Gas Lease Sale 126,Final Environmental Impact Statement
Volume I,II.1991
MMS:U.S.Department of the Interior Minerals Management Service Alaska OCS Region
・IASC Project Catalogue 1998
The International Arctic Science Committee
なお、資料として入手した以外に、本事業を実施した成果として、ロシアの北極南極研究所(AARI:Arctic and Antarctic Research Institute)の所有する北極海のデータが検索できるホームページが開設され、ロシアのデータが公表されたことは、大きな成果であった。
AARI:http://www.aari.nw.ru
(注)ロシア内の通信状態の問題により時間帯によっては通信不通の場合がある。
AARIのホームページには北極海のIce dataの一部が公開されている。
大きくはhistorical dataと航行のための衛星解析情報がある。前者はINSROP GISに取り込まれており、一部がこのホームページで公開されている。後者はある期間で更新される最新の情報である。
1. Historical Ice data
Historical dataは、SIGRIDの形式のデータで表示される。Ice chartが中心で、画面ではこれをGIFのイメージで検索・表示することができる。SIGRIDのデータはダウンロードすることができる。
公開されているAARIのデータは以下のとおりである。
・年/月別のIce chart
1)1953-1990,AugustのIce chart
2)1982,January-DecemberのIce chart
・統計解析
月別の1953-1990の期間の平均、最大、最小のdataに基づくIce chart
そのほかにNIC(National Ice Center)のデータを基にしたIce chartも公開している。
2. Operation data
Operation dataは、ごく最近の主にデジタル化される前のIce chartをイメージで公開している。
・1週間毎に作成されたIce map
・向こう6日間の水の移動予測、潮流予測