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View画面上で採取した点の地理位置は、右端の「X、Y」ツールバーを使って左下のステータス・バーに経緯度値として表示できる。

 

経緯度値表示(度及び度分秒単位)

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7) Viewテーマがアクテイブの状態で左端から3番目の「Theme Properties」アイコンをクリックし、「Theme Properties」Definitionクリック/「Query Editor」による条件設定(ここでは50cm以下の氷厚の個所の選択)で、View画面上にその条件の基でのデータが表示できる。

 

「Theme Properties」アイコン

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「Query Editor」による条件設定

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「Theme Properties」の表示

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年間平均氷厚50cm以下の地域の表示

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上記の操作では、いくつかの条件でデータをピックアップし、それらを同時にView画面に表示することも可能である。このように、ユーザー定義による手法は、Arc Viewの基礎知識が必要であるが、ユーザーが検索・表示条件を任意に定義することが可能であるので、より複雑な解析を行うことができる。

 

以上の二つの操作方法は、ユーザーが目的に合わせて使い分けることができる。初めてINSROP GISを操作する場合や登録されたデータ及び統計解析結果を単に表示する場合には(1)Queryメニューによる方法が適している。登録されているデータの大部分は、Queryメニューによる方法で覗くことができる。

 

 

 

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