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図3.1-1 INSROP GISの全体構成(機器とシネテム構成)

 

現在市販されている地理情報ソフトは種々あるが、本システムでは、INSROPデータの体系化と保管、プロジェクト関連の解析作業が容易で、かつパソコンで稼動出来ると言う点から、ArcVIewを基本ソフトとして使用している。ArcVIewは米国ESRI(Environmental Systems Research Institute. Inc.)社の製品であり、高機能と操作性を兼ね備えたツールで、地理データを空間的に可視化し、探索、紹介、解析等が行えると言語は、オブジェクト指向プログラミング言語である「AVENUE」を使用している。従って、現在のINSROP GISはArcVIew 3.xの上にカスタマイズされたアプリケションソフトであり、ArcVIew 3.xの全ての機能が利用できる上、北極圏で蓄積した総合地理情報データと解析情報を追加して、更に、INSROP GIS専用の機能(INSROP GISハイパーテキスト・.ドキュメンテーション、INSROP GIS用の特別メニューなどのオプションの機能、ハードコピーの作成を容易にするレイアウト・テンプレートが使えるなど)で、ユーザーがINSROP情報に容易にアクセス出来ると共に、その活用や応用に大いに役立つものである。

 

 

 

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