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わが町

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「抹茶の里・西尾」

西尾の抹茶は、温暖な気候と矢作川が運ぶ豊かな土地と水に恵まれ、稲荷山茶園公園を中心に約100haの茶園があり、全国の約60%のお抹茶が作られています。優れた加工技術とともに、日本一の銘茶と言われています。

"ちょっとゼイタクな気分で一服いかが"

 

〜「三河の小京都」西尾〜

わが町西尾市は、愛知県中央南部に位置し、三河湾・矢作川などの豊かな自然と温暖な気候に恵まれ花と緑に満ちあふれています。

昭和二八年に市制を施行し、昭和三〇年までに近隣の六市町と合併。現在では面積七五・七八?q2、人口一〇万人を擁し、自動車産業の発展とともに栄えてきました。豊かな自然のもと、お茶と花きの生産は全国的にも有名で、特に抹茶の原料となる『てん茶』の生産は全国一を誇っています。

西尾は承久の乱(一二二一年)の戦功により三河国の守護に任じられた足利義利が、西条城を築き、長子長氏が吉良氏を名乗り入城して以来、西三河南部の中心的なまちとして発展、明和元年(一七六四年)大阪城代であった大給松平氏入城により三河三都、六万石の城下町として栄えました。市内中心部には、当時がうかがえる町並みが残っており、平成八年城郭の一部を再建した歴史公園には、左大臣であった近衛忠房の茶室が移築してあり、茶会など四季を通して沢山の方が訪れています。東部の万燈山麓に、初代京都所司代の板倉勝重、長子重宗などの菩提寺「長円寺」があり、八月の旧盆に行われる鍵万燈は、京都大文字焼同様、夏の風物詩となっているなど、京文化と関わるものが多くあります。

『抹茶の香り漂う歴史と文化の町「三河の小京都・西尾」を散策してみませんか』

西尾市消防本部 消防長 杉浦 正美

 

 

 

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