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わが町

 

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「笠間の菊祭り」

10月から11月にかけ笠間は菊一色に染まります。明治41年からの永い歴史をもつ菊祭りには菊人形展を始め様々なイベントで賑わいます。

 

─美しい自然のなかに歴史的文化の漂うまち─

当広域圏は、茨城県の中央よりやや西北部に位置し、笠間市、友部町、岩間町、内原町の二市三町で構成され、管内面積二八一・四〇km2、人口約九八、○○○人、県立自然公園に指定されている愛宕・難台・吾国の山々を南西に望み、笠間市の山間に源をなす涸沼川が広大な水田地帯を潤しながら東へと延び、美しい自然と歴史的文化を育んできた地域であります。

当組合の設立は、昭和五一年二月に一市二町で発足、後、昭和五七年一〇月、内原町の加入により現在の広域消防が確立しました。その母体である笠間市は、「関東の小京都」ともいわれるように、市域の三分の一が県立自然公園に指定され大変自然景観に恵まれており、国の伝統工芸品の指定を受けた"温かさと渋み"と手作りの良さをもつ笠間焼、日本有数の規模を誇る無尽蔵といわれる花山崗岩の採掘加工、また日本三大稲荷の一つに掲げられている笠間稲荷神社で名が知られ、いにしえからの歴史的文化が漂うまちであります。

交通につきましては、常磐自動車道の岩間I・Cと水戸I・Cが玄関口となっており、JR常磐線とJR水戸線が友部町で分岐されており、古くから産業経済流通の一つの拠点となっておりましたが、近年は北関東自動車道が常磐自動車道と接続され、管内に両高速道のジャンクションが現在整備中でありますので、新時代の一大流通拠点として更なる地域の活性化を目指しております。

本年六月に消防本部庁舎(署併設)が完成し、最新鋭の設備のもと「新しい時代に即応する消防」を目指し、職員一四八人一丸となって日夜奮闘しております。

笠間市外3町広域消防事務組合消防本部 消防長 黒沢 誠

 

 

 

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