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タレント 篠原 涼子さん

 

"自然体でやっていきます"

「これまでは、クセのある役柄ばかりでした。今度はごく普通の女の子。新鮮な気持ちで演じられます。」TBSテレビ系日曜劇場「なにさまっ!」(日曜夜九時)に出演の篠原涼子さんがとてもうれしそう。

「なにさまっ!」は、妙なプライドを捨て気楽なサラリーマン生活を送る風太郎(岸谷五朗)と、常にプライドを高く持つイタリア食文化のエキスパートいづみ(松雪泰子)が、仕事でコンビを組むことによって巻き起こるさまざまなエピソードを通して、三〇代前後の若者たちの姿をパワフルに描く、大人の青春ドラマ。

篠原さん演じる祐子は、ペットショップで働く元気で明るい女の子。風太郎と出会い、彼に熱を上げる。「明るく真っすぐな女の子。こういう役は初めてです」。篠原さんは東京パフォーマンスドールのメンバーとして歌手デビュー。その後、独立してソロで活躍。そして、「輝く季節の中で」「ピュア」)(共にフジ系)などドラマにも進出、バラエティー、司会でも活躍している。「ドラマに出ると、トンでる女の子だったり、いい人生を送っていない女の子だったり」と、確かにクセのある役柄が多かった。

今年四月から放送の「青の時代」(TBS系)では、前半はウェディングドレス姿を披露するなど幸せそうだったが、後半は不幸に見舞われる。バイク事故で大ケガ。救急車で病院に運こび込まれたが意識不明の重体。救急車の有りがたさを味わった。

「今度のドラマは、もうそんなことはありません。イヌが大好きな私がペットショップで働くのだから楽しい。今、私はイヌを二匹飼っています。本当は大型犬が好きですが、今は部屋が狭いから小型犬で我まんしています。ドラマで使う店のセットの中には、ドッグフードやおやつが揃っています。それを見ているのも楽しい」。救急車のお世話になるような事件、事故もなさそう。「自然体でやっていきます」。役柄にすっかりハマっている。

(インタビュー・編集部)

 

 

 

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