日本財団 図書館


Hello Firefighter

 

022-1.gif

タレント 江角マキコさん

 

"とっても元気な防災訓練"

とにかく元気だ。不景気など吹き飛ばし、前へ前へと突き進んでいく。OLの前向き生活を描いでい大好評だった「ショムニ」(フジテレビ系)で江角マキコさんは、その強烈な元気キャラクターをアピールした。

「ショムニ」は、コミックをドラマ化したもので、商事会社の吹きだまりの集まる"ショムニ"こと庶務二課OLのバイタリティーあふれる生活ぶりを明るく描いた。江角さん演じる千夏は、すべては自分のためにあるという考えを持っている人。人生経験豊富で脳天気。独断と偏見に満ちているが、すべてに貧欲なOLである。何やら江角さんにぴったりの感じ。

ドラマの中で、このショムニが担当する防災訓練が行われた。占いで、「会社が災害に襲われる可能性がある」と言われた社長が、即座に防災訓練を決めた。

その先頭に立ったのが江角さんだった。拡声器を持ち防災の腕章をつけた江角さんが、発煙筒に火をつけた。「まさか、爆発しないよね」とおっかなびっくり。すると、もうもうと煙が立ちこめた。あまりの煙の多さにセットはまるで火事のよう。それでもぶじに任務を遂行し、満足そう。テレビのドラマの中で防災訓練が行われたのは珍しい。それだけにこれはとても印象的。防災知識の普及に役立ったようだ。

江角さんは、中学、高校とバレーボールのエースアタッカーとして活躍した。実業団バレーにスカウトされ、厳しい練習に耐えたが肩を痛めてバレーボールを断念した。その後、モデルになり、平成七年「輝け隣太郎」(TBS)でドラマデビュー。「硝子のかけらたち」(TBS)、「恋の片道切符」(日本テレビ)などで、元気な演技を披露している。

スポーツ好きを買われ、七月初めには神宮球場でのヤクルト・巨人戦の始球式に登板。「スライダーを投げますよ」と宣言し、ダイナミックなフォームで見事に任務を遂行した。「やる気まんまん。何事にも前向き」という江角さんは、これからも茶の間に元気を届けてくれる。

(インタビュー・編集部)

 

 

 

前ページ   目次へ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION