ラベンダーやローズマリーの花類を中心に洋風の庭をイメージ。四季を通じて折々の花が目を楽しませてくれます。
〜家電産業を中心とする住宅産業都市〜
当消防本部は、大阪府のほぼ中央部、淀川の左岸に位置し、守口市・門真市の二市で構成されております。
守口市は、一六一六年東海道の宿場町となり、元禄の初めに守口町と公称され、明治に入ると四三年に京阪電車が開通、昭和六年には国道一号線が完成、大阪市電(路面電車)も運転を開始以来、発展促進されました。昭和二一年には、守口・三郷両町が合併し市制が施行され、さらに庭窪町を編入合併し、現在に至っております。
一方門真市は、昭和三一年門真町に大和田村・四宮村・二島村が編入合併して新しい門真町が誕生しました。以来人口が年々増加し、昭和三八年に市制が施行されました。
従来両市は、市街地を形成している地区のほとんどが農地でありましたが、近年急激な宅地造成により、農業地帯から住宅産業都市に大きく変貌を遂げるに至ったもので、今や両市ともに安定した基盤の上に大阪市のベッドタウン的性格と家電産業を中心とする工業都市的性格をあわせもつ適正規模の中都市として発展躍進を続けております。
この両市を管轄する消防組織は、一本部・二消防署・六出張所で、消防職員三六七人が消防団員四〇六人と共に管内二五km2、三〇万人の生命・財産を守っております。
守口市門真市消防組合消防本部 消防長 燒野 忠一