[基本と組み手の関連を指導する法]
上段突きを1]〜6]に分解して教える。
1]突きの開始直前。
2](前腕で体側をすっていき)肘が体側の位置。
3](拳を捻っていき)拳が縦拳の位置。
4]接触の直前。
5]接触から突き切った瞬間まで。
6]5]の直後。
組手の場合、3]の縦拳になった時が構えの腕と考えて良いだろう。そして極めは、基本と同様に5]のなかの技の決まった(極まった)瞬間となる。6]が突いた拳を引いた後のリラックスした構えに相当する。
*組手競技では、相手に突きが当たる直前で極めをつくることになる。