図3.3は参考画面ですが、実際にはこのように細区分された配備体制はありません。運用に際しては市町村や消防本部等の実際の配備体制に合わせて変更することになります。
図3.3では、「配備体制」は「第7配備」です。
なお、「配備体制」のセルをクリックすると詳細をみることができます。
5] 活動内容
「活動内容」は、「レベル」及び当該市町村等の情報伝達手段(戸別受信機、オフトーク通信、有線放送、広報車等)並びに避難体制(避難所、避難誘導体制等)の整備状況等をもとに定められます。図3.3に示した「活動内容」はあくまでも参考であることに留意してください。
なお、「活動内容」のセルをクリックすると詳細をみることができます。
6] 土砂災害危険予測基準
「土砂災害危険予測基準」は、土砂災害の発生危険度「レベル」を定める基準を表示したものです。「土砂災害危険予測基準」は、各種の土砂災害危険予測方式で採用されている指標雨量の現在値や予測値を用いて設定されます。
本システムで採用されている土砂災害危険予測方式は、評価のある程度定まったものを採用しています。しかし、この種の土砂災害危険予測方式は日進月歩ですから、常に最新・最善のものを採用するよう留意する必要があります。
なお、これらの方式の組み合わせ方や「土砂災害危険予測基準」と「レベル」等とを対応づける場合には、当該市町村等の地域特性及び警戒避難体制を十分考慮する必要があります。そのため、図3.3に示した「土砂災害危険予測基準」の内容はあくまでも参考とお考えください。
(3) 管内地図
画面の左下には、「管内地図」が表示されます。この管内地図には、市町村庁舎、消防署所、避難所、観測ポイント、道路、河川、山地等の市町村等が豪雨時に警戒避難活動を行うための目印となる情報が表示されます。
(4) 観測日時
画面の右上には「観測日時」が表示されます。
(5) 注意報、警報
雨量に関係する注意報・警報は、「大雨注意報」、「大雨警報」です。これらの予警報はほとんどの場合、「大雨・洪水注意報」、「大雨・洪水警報」のように「洪水」を伴って発表されます。
これらの予警報を入手したときに、「運用時入力」画面から入力することにより、「注意報」、「警報」ボックスに表示されます。