2]三菱鉛筆さんのリサイクルについて話しを伺いました。
今日はボールペンの紹介をさせて頂きます。ボールペンというものを想像するといいと思いますが透明の中の芯のインクの減りが判るものがポピュラーですね。このボールペンは軸の部分がグレーになっています。お客様がスーパーに持って来られるトレー1枚がこのグレーの部分になっています。1200から1300ぐらいの商品がありますがこの中で200から300ぐらいで日常よく使うものを商品化しております。ここ2、3年で消費者の関心が高くなってきています。でもまだこのグレーのボールペンがリサイクルされているものと気がつく人は少ないですね。まだまだ販売店がすくないことが悩みです。ですからこのような場を借りて紹介をすすめています。また、鉛筆軸を古紙にしたものもあります。回収された新聞紙、ダンボールなどの古紙と木粉を原料としております。また製造時に割れなどがあり今までは使えなかった鉛筆を部分的につないで1本に仕上げているなどのリサイクルをすすめております。
3]戸村さん家のリサイクルの紹介
缶ビールの空き箱を使って、ちょっとした隙間を利用した台所での上手な分別の工夫や牛乳バックに布を貼った小物入れ、小さく折たためる布の買い物袋作りの紹介をしました。市町村の分別が細かくて大変ですが、このように分別すれば少し楽にできますね。
<展示物の紹介>
ペットボトルでできたリサイクル品として、フリースのジャケット、ワイシャツ、Tシャツ、バッグ、エプロン、下敷き、クリアファイルなどを展示しました。また、これらのリサイクル品をつくり出すためにも次のような事を注意することを話しました。
*『出す時には中を洗って出す事』
このようにすると良質のリサイクル原料になります。飲み残しなどがあるとペットボトルが変色してしまいます。この変色はなかなか取れませんしリサイクル原料はAA〜Fまでの7ランクがあります。いろいろなリサイクルができるのはAA〜Cランクまでだそうです。これらは価値がありますので販売もできるのですが、D〜Fランクが黒っぽい物にしか利用できないなどリサイクルが限られてしまうので、価値がほとんどないそうです。