当日は、1]次世代にどんな環境を贈りたいか2]環境パートナーシップの視点はなにか3]専門家の知識・経験を生かす場所はどこかの3つの点に基づき、さまざまな例をスライドで紹介されました。

スライドより抜粋

1]サンフランシスコの湾岸地域では昔のコロニアル時代の建物がたくさん遺されておりそれを一か所に集めたプリザベーションパークという公園を市が作りました。

それぞれの歴史的建造物に市民団体が入居し、維持管理と見学者へのガイドをします。

事務所費は無料です。

　

写真1]

　

2]パリの歴史街区の保全やニュータウン建設には、たくさんの旧フランス領からの外国人労働者がやってきて働きます。肉体労働をしたがらないフランス人にとっては好都合です。

でもプロジェクトが終了すると職を失いますのでパリ市当局が、オレンジジューススタンドを用意して再就労希望者に貸し、労働者がジュースを売りながら、次の雇い主をさがすしくみがあります。

　

写真2]

前ページ　　　目次へ　　　次ページ