すなわち中村会長が在スラバヤ日本総領事館を訪問。総領事松本俊氏にAFLAおよび(社)銀鈴会の意義、活動、現状などをご説明、今後のご協力を要請したところ、同総領事は既に前記新聞をお読みになっていたこともあって、快く支援をお約束くださっただけでなく、現地東ジャワ日本クラブの藤本佳宥会長をご紹介いただいた。早速お訪ねした藤本会長からも全面的に協力するとの力強いお答えがあった。このことは、単にスラバヤ地区における今後の活動にプラスするのみならず、今後訪問各国において現地公館および日本人組織と接触することの有意義さを示す。また、新聞等現地マスコミを軽視してはならないことも実感した。
このように今回の出張研修は、実り多いものであった。
〔3〕インド(ラジコットほか2ケ所)
1. 期間 1997年12月14日〜12月25日
2. 派遣指導員 久永 進・杉谷 勝美・大山 欣彦
3. 受入団体 インド喉摘者クラブ(会長 Mr.プレマナンド)
4. 受講者 170名(3ケ所合計)
喉摘者 105名
医師等 25名
家族 40名
5. 成果
1. 全く声が出なかった44名のうち39名が原音を出すことができた。
2. ラジコット市では、がん協会の指導のもと、喉摘者の発声教室がスタートし、4名の幹事が選ばれた。
3. ラジコットテレビ、ジャイプールテレビ、およびヒンドスタンタイム紙の取材があり、喉摘者の自力努力を周知することができた。
6. 場所および日程
(1) グジラート州、ラジコット、がんセンター病院 12/14〜12/16
(2) ラジャスタン州、ジャイプール、ラジャスタンがん協会事務所 12/18〜12/20
(3) ニューデリー、パンチシラ、ヒンズー寺院 12/22〜12/25
7. 日別スケジュール(3ケ所共通)
第1日
9:00 開講式
9:30 発声レベルチェック