[3] 一年間のノーマルなリズム→お正月があって盆があってというようなこと
[4] ライフサークルでのノーマルな経験→友達と楽しく遊んだり、悲しい本を読んで泣いたり、誰もが経験することです
[5] ノーマルな要求の尊重→おいしいものを食べたいとか、おしゃれしたいというようなことです
[6] 異性との接触生活→日常の生活の中に異性が存在するということです
[7] ノーマルな経済水準→健康な生活を送るためにも、ある程度の経済水準が必要です
[8] ノーマルな住環境水準→隔離されておらず、日常生活に必要な諸機関を始め、文化的な機関もあるような住環境のことです
【参考資料IV】
・ 平成9年版厚生白書 第3章現代社会と「心の健康」
○ 近年、神経症、うつ病、心身症のほか、睡眠障害、摂食障害、不登校が増加している。
○ 現代社会における過大なストレスが、さまざまな「心の病」の原因の一つとなってることから、ストレス対策が重要である。また、アルコール依存症と薬物依存についての予防対策の一層の推進も必要である。
○ 子供の心に大きな傷を残す「児童虐待」が増加している。これを防ぐため、地域の支援体制づくりを進め、身体の保護と心のケア体制を充実することが必要である。
○ 精神疾患による入院は多数かつ長期となっている。ノーマライゼーションの考え方一層の普及のためにも、精神疾患に対する「心の障壁の除去(心のバリアフリー化)」を進め、「地域ケア体制」を構築していくことが重要である。