注:筆者による推計。
統計データの説明:
a. 総人口数:1990年男女年齢別人口数はいずれも中国第4回人口センサス時の三省5才階級別の男女年齢別人口数、
b. 出生力の仮定:1990年の出生率は第4回人口センサス10%集計結果による三の再生産年齢女子人口の合計特殊出生率(TFR)を基準として採用した。
省別で見ると遼寧省は1.51、吉林省は1.31、黒龍江省は1.71となっている。2010年の出生率は各省毎年の平均水準、または再生産年齢女子人口の合計特殊出生率によって決定される。このようにして、2010年の遼寧、吉林、黒龍江三省の再生産年齢女子人口の合計特殊出生率はそれぞれ1.50、1.60、1.51となる。
c. 死亡率の仮定:ここで使用された死亡率を示す指標は人口0才時の平均寿命である。そして、1981年三省の男女平均寿命を基礎として、2010年三省男女平均寿命が推計された。