4 登録里親の再認定
(1) 再認定の期間
現行制度では、認定した里親に対して少なくとも5年毎に再認定を行うことになっている。これを実際に行っている登録里親の再認定期間についてみたところ、制度通りの5年毎が78.1%と最も多くを占め、2年毎は7.5%、3年毎は6.9%である。
これに対して、適当であると考える再認定の期間をみたところ、5年毎がよいとする意見が67.5%と最も多いが、実際に行っている割合よりも低い結果であった。3年毎がよいとする意見は15.0%と、実際に行っている割合よりも高い。現状の5年がよいとする意見が最も高い割合ではあるが、3年以内が約23%みられることにも留意すべき結果となっている。(以上、表4-1)
(2) 里親として適当と考えられる上限年齢
登録並びに委託する里親の上限年齢については、現行制度では定められていない。今回の調査において、里親として適当と考えられる上限年齢の必要性、並びにその具体的な年齢について意見を聞いたところ、上限が必要であるとする意見は70.0%に及び、