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一致できるっていうか、だからなんか計画する、子どもの話をすると仲良くなれるっていうか、そういう事があります。20年の二人の生活と、それから普通の、全く別の、違う次元の生活に入ったもので、それになれるまで、子どもになれるというよりも、夫婦の関係を新たに作っていくことが本題になりました。 

その子の希望に添う「甘やかし」を

子どもの育児の事なんですけれど、基本的にとても甘やかしました。今もそうです。うちの主人が、スキー場に子どもを連れていった時に、4歳か5歳の時ですけど、まだこ飯を食べさせているんです。「そんなんじゃいかんわ」って皆に怒られたんです。今だにそうなんですよ、恥ずかしい話。ご飯を口に入れてやって食べさすっていう、そのきっかけは、食が細かったもので、何とかからだを大きくしてもらいたいもんだから食べさせていたというのが始まりで、乳児院にいた時は、自分で食べる、はしも、スプーンも、お皿も自分で持ってくる自立した子だったんですけど、今はもう、甘えちゃって、今だに、すべてがすべてじゃないですけど、おかずとかそういうのを口に入れてもらう6歳です。うちの父も、うちの母も、あきれ返ってるんですよね「いい加減にしろ」って。

 

 

 

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