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島が連なった天草、南部の水俣・芦北地方まであり、地域性に富んでいることもあり、里親協議会も3つに分割され活動もしやすい体制で活躍されていると思います。

また、里親登録者が会員として組織され、会長・副会長のもと里親登録者全員が本協議会に加入され、強い結束と会の円滑な運営がなされており心強く思います。

1] 県内で主催する研修・九州ブロック・全国の研修会への参加など情報収集、他県とのネットワークづくりが図られていると聞いていますが、研修の成果の面から考えますと、里親としての不安や悩みさらには行動から読み取れる心情など、体験をとおした意見が研修の場で検討され、その結果を里親へ「たより」等を利用して伝えることが重要であり、里子を健全育成していくうえでの参考とすることが望ましいと思われます。

2] 里親の広報・啓発活動についてですが、特別養子縁組が法制化してからは、養子縁組を希望する里親が主に登録されている現状であり、新規登録数も減少傾向にあります。

このような状況のなか、登録者数を増し活動を活性化していくためには、里親制度

 

 

 

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