1999 Vol.16 さわやか活動報告 「さぁ、言おう」1月号付録
ニュース&にゅーす 特別版
社会参加システム推進グループ
社会参加システム推進グループでは勤労者への社会参加推進の一環としてJCへの働きかけを行っています。
活動の一面をここではご紹介します。
今そしてなぜJC(日本青年会議所)?
「金持ち二世のぼんぼん、イベント好き、目立ちたがりや-」「それってJC?」。まあ、これが世間様の通り相場か、こんな声にも、めくじらを立てずに謙虚に反省する面々。お付き合いし始めて2年、1年単位で人が替わり、事業の継続性を問題にされながらも、1年だからこそ発揮できる凄いパワーで今、日本が直面している、まちづくり・高齢者・教育・ボランティア・NPO(非営利団体)等々の問題に真摯に取り組んでいる姿には好感を抱く。平均年齢、30歳後半、もっぱら、「純正ひらめ」稼業(上の意向を気にしながら、社業に没頭)に励まざるをえない大企業の中堅サラリーマンとは違い、一経営者として常に剣が峰に立たされながら、いったん、JC綱領を唱えた後は、社会問題に思いを馳せる青年実業家たち。その取り組みにわずかでも役立てばと思い、お付き合いしている。少し持ち上げ過ぎかもしれないが、おおむね、その評価としては当たっていると思う。不満な点もある。報告書を作成して活動はおしまいといった傾向がうかがえること、ぜひ、実践につなげて欲しい。“画餅”で終わらせるにはもったいない報告内容である。財団もよく活用させてもらっている。