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社会参加システム推進グループ

 

すごいぞ!僕らの先輩Jリーガー。お年寄りもイキイキ、ニコニコ。

-千葉県流山市初石苑で「サッカーさわやか広場」開催-

 

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Jリーガーと一緒に子どもたちを応援。

 

梅雨空のクズついた天候が続いて心配していましたが、当日は奇跡的に快晴となり、「サッカーさわやか広場」は絶好の日和に恵まれました。5月31日(日)、会場は千葉県流山市初石苑(特別養護老人ホーム)。永井弓子施設長の肝いりで、この日に間に合うように突貫で整備された真新しい広場に参集したのは、入居の高齢者の方々30名と初石少年サッカークラブの少年22名、少女14名およびコーチ・保護者30名。そして、応援参加いただいた柏レイソルのJリーガー・スタッフ3名、および地元の市民互助型団体「流山ユー・アイネット」(米山孝平代表)のボランティアのみなさん10名。柏レイソルからは、前日公式戦に出場した直後にもかかわらず、地元流山市出身ということで、特別に明神智和選手と酒井直樹選手の応援をいただきました。特に酒井選手は初石少年サッカークラブの出身であり、子供たちも親しみがあって、最初から、なごやかな会場となりました。両選手がドリブルやリフティングなどプロの華麗な技術を披露。子供たちや高齢者のみなさんから盛んな拍手を浴び、会場は一段と盛り上がりました。初めて高齢者とふれあう少年・少女たちからも「楽しかった。またやってみたい。おじいちゃんとおばあちゃんとも遊べておもしろかった」との感想が聞かされ、また、入居者を代表してあいさつされた女性(85歳)も、「活発な子供たちやがんばっているJリ-ガーを見て、元気がわいてきた。みんなありがとう」と話してくださいました。柏レイソル広報担当者からも「お年寄りとふれあえてよかった。地域とのふれあい、Jリーグがもっと地域を知ることが必要で、それが、少しでもできたことがよかった。またやっていくことを考えたいと思います」とのうれしいコメントをいただきました。『サッカーを愛する少年・少女の躍動と歓声。それを囲む高齢者のみなさんの笑顔』をテーマに、これからも、もっと楽しい「サッカーさわやか広場」にしていきたいと考えています。(文・吉田 旭雄/取材・地域協同推進プロジェクト・松家 さおり)

 

 

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子供たちから寄せられた感想文

 

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ゲームで肩たたき。自然なふれあいが生まれる。

 

 

 

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