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企業は仕掛けづくり。どう引っ張り込むか?

堀田 さわやか福祉財団では、企業や労働組合のみなさんにも地域のふれあいボランティア活動に参加してくださいと働きかけているわけですが、今日お集まりいただいたみなさんは、まさに先達としてさまざまな活動をしておられます。ぜひ、それぞれのお立場から誌面を通じて「仲間よ、どんどん集まれ!」と語りかけてください。まずは組織として地域参加活動を始められた背景や活動の内容などを伺えますか?では席の順ということでまず関彰商事の飯泉さん、いかがでしょう。

飯泉 当社はもともと地域密着型の会社でして、ずっと以前から企業理念の中に社会貢献という言葉がありました。二年前から、その理念をさらにわかりやすく全社員に浸透させようと、「三社の成長」という基本方針を掲げたんです。つまり社会の貢献、社員の幸福、会社の発展です。会社だけではなく、その中の人が大切で、人が幸せにならなければ意味がない、そのために社会に貢献しようと。実践はなかなか大変なんですが、でも会社としてまずしっかり姿勢を示して、後はきっかけづくりをして社員の活動をバックアップしたいと考えています。

 

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堀田 関彰さんは関社長自ら率先して地域の特別養護老人ホームに役員さんたちを連れてボランティアに出かけられたり、社会貢献活動にご理解の深い方です。それと社員の活動を社内で表彰されているとも伺いました。

飯泉 はい。野球審判や消防団だ

 

 

 

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