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宅老所『ふれあいサロン』を訪問し、代表の鎌瀧さん、宅老所担当の船見さんから宅老所運営の詳細についてお聞きする。庭のある家を最大限に生かして、家庭的な雰囲気の中で自由に、和やかに過ごしていただくよう心がけているとのことである。近くの老健施設から来られた、せん妄の激しい痴呆の高齢者が見違えるように穏やかになるなど多くの事例を経験して、在宅支援活動の一環としての宅老所の意義を強く感じておられ、また、利用会員と協力会員の一対一の関係としてではなく、会と家族のみんなで一人ひとりの高齢者を支えていくことを宅老所運営の基本姿勢としているとのこと。今後のご活躍を期待したい。(神谷)

 

10月28日〜30日 社会参加

東京都小平市立第6小学校の3年生の社会体験学習を参観。今年の春、稲田校長から3年生の社会科見学について相談をいただき、そこで大人でも社会体験として他の企業や職場で勤務すると大変新鮮な感激を得ると聞いているので、子供たちならただ見るだけでなく、参加するようにしたらもっと新鮮な驚きや感激をしてくれるのではないかと提案。稲田校長は早速、近くの仲通り商店街の会長と相談を重ねて今回の試みとなった。

協力してくれた商店数は29店。28日は1組、30日は2組の児童、各20数名ずつが、スーパーや花屋、お茶屋、果物屋、魚屋、食堂、眼鏡店などに朝10時から11時15分まで開店から75分、2名ずつ受け入れてもらい、掃除、接客までいろいろな体験をさせてもらっていた。子供たちの両親や祖父母まで買い物に現れ、活気にあふれたひとときだった。今後もこうした企画を全国に働きかけていきたい。(有馬)

 

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10月30日 広報

財団の活動が広がるにつれて、新聞紙上で取り上げられることも多くなっている。そうした記事を抜粋し、堀田理事長関連の記事も含めて「新聞の切り抜き冊子」を現在製作中だが、その最終イメージを決める編集会議をグループ内で行った。「切り抜き冊子」は、財団の理念を広くより身近に知っていただくためのもの。さわやか福祉推進センター設立時から現在に至るまでの記事を掲載した「財団編」と、堀田理事長個人の記事を集めた「理事長編」の2冊で、各約100ぺ一ジ程度を予定。完成のご報告はまたいずれ(八谷)

 

 

 

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