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企業ボランティア

 

 

浦安の町で花開いた世代間交流

千葉県浦安青年会議所

 

「ああ、飛んだゾ、飛んだゾ」。かわいい幼児の声が室内にこだまする。未だ、夏の蒸し暑さが残る九月下旬の土躍日、浦安市民プラザで「亀の甲より年の功-平成の寺小屋・遊び編」と題して、浦安青年会議所および九八年度シニアズ支援委員会主催による浦安老人クラブ連合会と地元保育園園児との交流会が開催されました。遊びの内容は、今ではやる人も少なくなった「紙芝居・紙飛行機飛ばし。メンコ・あやとり・おはじき・折り紙・けん玉」などなど。子供だちは無邪気そのもの、連合会のみなさんのにわかグランドパパ・ママぶりもすばらしく、こんなにすばらしい取り組みなら、何度やってもいいなと思った次第。ちなみに浦安青年会議所からは、"出張プリクラ"をアレンジ、これがまた大受けとなりました。

 

 

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昔ながらの遊びの数々を子供たちと一緒に。思わず会話もはずむ…。

 

 

率先して地域活動に参加。体験を町づくりに生かす

浦安市は人口約一三万人、高齢化率六・五%で新旧住民が混じり合う若い町です。今後、急激な高齢化が予想される中で、二一世紀には地元の町づくりの中心となる青年会議所の青年実業家たちが、まずは、自分たちが実体験してみようとはじめたのが昨年三月のシニア疑似体験です。普段自分たちが何気なくやっている動作が高齢者にとっていかに大変かを知るきっかけとなりました。

これに引き続き、五月には資生堂の協力を得て「化粧ボランティア」を開催しました。地元老人クラブの女性をモデルにメイクアップとハンドマッサージ(男性が担当)

 

 

 

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