将来自分たちはできるだろうかと考えさせられている。
そして、施設職員の方のご老人への細やかな心遣いに、頭ではわかっていても、改めて感心させられているようである。
この活動に参加している生徒の中には、介護福祉士等の福祉関係の仕事に就きたいと考えている者もいて、施設のご老人とのふれあいは、とても楽しいようである。ご老入たちも生徒たちを孫のようなやさしい目で見てくれるので、ますます施設で働きたいと意欲を強くする者もいる。
このように、生徒たちの精神面での成長は大きく、今後のボランティア活動や福祉活動への取り組みに期待が持たれる。
また、本校には社会福祉協議会をはじめ、様々な所からボランティアの依頼があり、特に今年は、町内で心身障害児運動会が開催されるため、七〇名の生徒が参加を希望し、恒例の老人ホームの夏祭りには、二五名が参加を希望している。その他にも、施設での体験ボランティア等に積極的に参加している。
これからも、一人でも多くの生徒に、人の役に立つ喜びを実感できるような活動に参加してほしいと希望している。