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間ではなかった。特に研修会では、会員を増やす方法や運営資金の捻出、行政や社協との付き合い方など、今後私たちが直面するだろう問題について勉強できましたし、何よりも、自分と同じ思いを抱く人々がたくさんいることに勇気づけられました。また、うちでは設立前に、『連合愛のカンパ新規サービス事業立ち上げ準備資金』から一〇万円を助成してもらえたんですが、この情報を提供してくださったのも『さわやか岐阜みのじ』の加藤様。おかげで、事務所専用のファクシミリ電話が引け、チラシ用紙を購入することができたんですよ。それと『さわやか愛知』の川上様からいただいたアドバイスや研修の機会、激励がとても大きな励みになりました。本当にみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです」

 

ふれあいの機会を持つことで多くのことを学ばせてもらいました

こうして、本会員二五名、賛助会員一二名・一企業の参加を得て船出した『さわやか木曽川』は、現在、発足前からボランティアに通っていた障害者の適所施設『きそがわ作業所』の重介護者の昼食介助の業務委託を受けるなど、着実に活動の実績を上げている。

 

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老人保健施設の盆踊り大会にて。ボランティア参加でサポートした会員のみなさん

(左中央:車いすの方と一緒に輪の中に入って楽しむ丹下さん)。

 

「昼食介助は、相手のペースに合わせて安全に召し上がっていただけるように気を配りながら介助をしなければなりませんので、相当根気と注意力が必要な仕事。でも、職員の方々が、"団体契約だと穴が空く心配がないのがありがたい。おかげで、気持ちも体もラクになった"と喜んでくださるのでとても励みになります。しかも、"作

 

 

 

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