を絶対的に拒否することがわかっているにもかかわらず、北欧がモデルのようにいう。国民は政治と行政に不信感を持っており、高い税額や社会保険料を支払おうとはしない。この現実に触れずに夢のような政策提起をすることは不誠実きわまりがない。
「基礎学力の不足」=社会福祉法人(社協や特別養護老人ホームなど)はアプリオリに権威ある善行を行う機関と見なしたり、福祉は人の生きる権利を基本として成り立っているのに、「恩恵的福祉」「措置福祉」を実行して、何の疑問も感じない人。
「流行に敏感であるが根本間題に対する意識が欠如」=ノーマライゼーション、ゴールドプラン、介護保険法などを言葉としてよく使うが、これによって福祉がどのように変わらなくてはならないかについて考えたこともない人。
「哲学なき実用主義」="有償ボランティア"をまるで世の中を混乱させる悪の根源であるようにいっていた人が、介護のマンパワーとして期待し、持ち上げること。
「機会主義者」=「介護保険法」に猛反対した人が、そのような主張は誰がしたのか、というような顔をして平気でいる人。
「権威主義者」=民間企業やNPOの「指定居宅サービス事業者」は安心できないが、社会福祉法人や医療機関は信頼できると吹聴している人。
「曲学阿世」=ボランディアが公的福祉の補助しかできないという主張をまげ、ボランティアこそが社会を改革するエネルギーだという主張に鞍替えしているジャーナリスト。
いやア、"業界人類学的"風潮だけには染まりたくないものです。"業界人類学的"人間を他山の石として、人を育てましょう。