した。また、ただ郵送するだけより心が通じるということで地区生徒会に分かれて分担し、一軒一軒お年寄りの家を訪問して持っていくようになりました。
《ふれあい観菊会》
自分たちが丹精込めて育てた菊を自分たちの喜び、楽しみにするだけでなく、地域のお年寄りの方々を招待し、交歓会・観菊会を行うことによって、喜びと感動をともに味わおうと、昭和六二年度より毎年十一月に地域のお年寄りの方を学校にご招待して、「ふれあい観菊会」を行っています。平成六年度からは保護者の方も積極的に参加するようになりました。
今年度のふれあい観菊会当日は、生徒一人ひとりが菊に関する俳句を詠み、それを色紙に墨で書いてお年寄りの方に手渡しました。また、保護者の協力を得ておにぎりと団子汁、三年生がドーナツを作って生徒たちが栽培した菊の鉢に囲まれる中で全員で一緒に会食をしました。午後からはグラウンドゴルフをお年寄りの方、生徒、保護者、教職員一緒に楽しみました。
《しめ飾りづくり》
毎年、十二月下旬には地域のお年寄りの方数名に指導を受けながら、しめ飾りづくりを行っています。今年度は前もって、藁は地域の方々にもらって藁すぼ取りを全校生徒で行いました。当日は、午後から全校生徒が三グループに分かれて、お年寄りの方にいろいろ聞いたり、むずかしいところは作ってもらいながら、りっぱなしめ飾りを作りました。
これらの実践を今後も大切にして行きたいと考えています。