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(パネラー)細井マサ子 横内保育園 園長

 

外国人保育における健康と安全

はじめに

(1)生活習慣に関して

(2)疾病に関して

(3)保育園で起きたケガについて

(4)保健に関しての関係機関との連携

おわりに

外国人保育における健康と安全

 

 

社会福祉法人 湘南福祉センター

横内 保育園 細井 マサ子

 

はじめに

当保育園は神奈川県平塚市(254.4百人)の北部に位置する県営横内団地の中に1969年に定員120名の規模で開設され現在136名の子ども達が通園しております。

外国籍のお子さんを初めてお預かりしたのは、1983年にカンボジアからの難民のお子さんを1名、その後年々増加し現在(9月)46名の子どもたちが在籍しております。

外国籍を持つ園児の多くは、主にインドシナ難民としてラオス・カンボジア・ベトナムから来日し、他は労働を目的として来日した方のお子さんが通園しております。

外国籍を持つ子どもの保育も10数年経過するうちに、問題点も変化して来ております。特に日々の生活の面では、園長始め職員がその対応に慣れた事と、保護者の中に先輩が増え通訳してくれたり、仲間同志で相談し助け合って解決する事が多くなって来ております。

そこで今回はさまざまな体験の中から、健康管理面について報告し実践の中で感じたことを提示します。

 

1. 生活習慣に関して

○食事面について

・ミルク中心の育児の方が多くミルクにたよる

 

 

 

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