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・ サイクルエンジン

幼児期に心のサイクルを作っていく。子どもの行動は好奇心の刺激から始まり、発見につながり感動となる。好奇心に刺激させられる教材遊具は何かと考える。マニュアルには発見を手伝う観察力を育てるポイントをまとめる。感動を共有してもらうのは家庭である、どういう伝え方、ツールがあるのか、家庭で親子が感動の共有をしてもらう時間作りをサポートしてやるのが必要となる。

 

明日も又、保育園に行きたいなと思わせる考え方の中には、たてわり保育、よこわり保育の時間があったり、園児の交流の域の広がりを作ったりが、生後年齢カリキュラムの基礎になっている。

これを元に、園独自のカリキュラムを作っていくことが大切である。

 

・ スタッフ

キャリアアップ(成長)→トレーニング(勉強)→評価

この3点がセットされていなければ人は伸びていかない。

コースには目標設定が必要であり、それに合わせてトレーニングレベルが位置づけられ、そこにポジションがなくても資格という形で発行しておく。評価は、本来外の信用を得るために作るものである。

 

・ 税政と財源

ロンドン市イングリックでは措置費がなくなり、バウチャークーポン導入に変わり、保護者がクーポンを持って施設を見学し気に入った園にそのクーポンをおいてくる。オーストリア、ニュージーランドではすべて実施されている。日本においても導入はそう遠くはないだろう。

 

 

 

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