こども中心の教育・学習哲学
チャイルドケアセンターのカリキュラムは、あくまでもこどもを中心に考えており、あらゆる年齢のこどもに対応できるものとなっております。
このカリキュラムは、ひとりひとりのこどもに固有の、発達段階、個性、学習スタイルを大切にするという基本前提をもとに作成されます。
こども中心のカリキュラム哲学は、幼いこどもだけが持つ、“特別な能力”を尊重したいという願いに基づくもので、その基本目標は、一人一人の中に、自尊心を育てることにあります。
こども達は、限りない愛情を注がれ、周囲の大人の関心の中で育っていくうちに、自分の人間としての重要性と能力に気付いてゆきます。
また、自分の選択が、どのような結果となったかを知る機会を、与えられることにより前向きな態度が生まれます。
唯一の“正しい”やり方があるわけではない。状況の中から、何かを自分で選択し、その選択をして良かったというような経験が、どの子にとっても必要なのです。
幼いこどもにとって、学習とは参加することです
幼いこども達には、積極的な探求や、大人や他のこども達や教材から、影響を受けることが、最も良い学習であることが、研究によりわかっています。
多くの幼児教育の専門家が、自発的に遊ぶことが、幼児の学習及び発達を促す、大きな力であるとのべています。特に、自分で考え、自分で方向を決めながら遊ぶことにより、多くの事を学ぶものです。
当センターでは、こども達に多くの行動の中から、遊びを選択する機会と、積極的に参加しながら探求する機会を与えます。
チャイルドケアの教室における、教員の役割は、こども達が、積極的に探求し、参加したくなるような、刺激的な環境を設計し、準備することです。
チャイルドケアの先生は、いろいろな挑戦的な選択肢を、こどもに与え、そして、こども達が選択したことを、容易に出来るように助けるのです。