3)商店街でのアルバイト体験のすすめ
町中の商店街がさびれつつある。また子どもの交渉能力も乏しい。その対応策として商店街でのアルバイト体験をすすめる。子どもがお店を手伝うと、両親がその姿を見に行きそこで物を買ってくれる。
子どもは子ども会や学校の児童会、生徒会単位でアルバイトにいく。時間給を店の人と交渉して決める。
ただし現金の授受はしない。働いた分だけシールや券としてもらう。それを団体でまとめ、1年単位で商店街の会長から学校や子ども会に寄付してもらう。
子どもたちは寄付してもらった金額を予算として児童会・生徒会、それから子ども会の活動資金にする。金銭の管理は大人がするが、活動予算案の作成は子どもたちに任せる。
4)子どもの遊び学び情報誌を発刊する
学校週五日制が実施されると親と子どもたちは遊びと学び情報を求める。しかし「地域」と「子ども」に限定した情報誌がない。文部省生涯学習局が来年から始める『子どもセンター』の中で情報誌の発刊を進めている。試作を発刊したところ親たちの感触はかなりよい。