2] 日本との航空輸送
トルコ航空(TK)がイスタンブール直行便を運航している。成田からは火、日の週2便をエアバス340の機材で飛行時間12時間50分にて、大阪関西空港からは月、金、土の週3便をエアバス340の同一型機材で13時間25分で運航している。(トルコ航空98年夏タイムテーブル参照)
また、日本航空はトルコ航空との共同運送便での運航をしている。トルコ航空の機材・乗務員及び機内サービス(機内販売を含む)で運航されている。
また、日本航空はエアフランスとの共同運送便で成田発パリ経由イスタンブール行きをエアバス320の機材で毎日運航している。成田〜パリ間は日本航空の乗員・機材で所要時間12時間35分、またパリ〜イスタンブール間はエアフランスの乗員・機材での運航となり、所要3時間25分となっている。
この他ヨーロッパの主要航空会社は、各国経由でイスタンブエルへ運航している。さらに、イスタンブール便をアジア系航空会社が、各国経由便で運航している。
(2) 通信
1984年初には190万回線であった電話交換能力は、1994年には1,380万回線に達し、しかもその99%は自動回線となっている。テレックス、ファックス、ビデオテックス、移動電話、サーキットスイッチ等の近代的な通信についても、全国的に普及している。トルコ国内電気通信網は、規模・自動化率・技術構造・サービス内容のいずれの点から見ても世界の主要先進国の水準に達している。またトルコ初の衛星であるトゥルクスタットが1994年8月11日打ち上げられた。これにより、トルコは世界で自国衛星を保有する16カ国(内6カ国はヨーロッパ諸国)の一員となっている。