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4.8 評価用記録データの管理・保存

 

4.8.1 データ保存形式

評価用記録データの管理・保存はデータ処理部において、データ処理部を起動することによって自動的に処理される。管理・保存される記録データの種類は以下の二つに分類され、ファイルに保存する際にはデータ処理部の内部時計の時刻が、ファイルのタイムスタンプとして記録される。

・ACARS通信部からのデータ

・データ表示部からのデータ

 

(1) ACARS通信部からのデータの記録

ACARS通信部から受信するデータについては、気象画像情報、METAR情報、トラフィック情報、フリーテキストがあり、それらのデータを加工せず(受信したデータをそのまま)にそれぞれをファイルに記録しハードディスクヘ格納する。

ファイル名は以下のようにデータ中の識別符号を用いると共に、各データの受信順に番号を付加する。

 

(例)

 

200-1.gif

 

1]データ中の識別符号を基にしたもの

GWS:気象画像情報

MET:METAR情報

TIS:トラフィック情報

FTX:フリーテキスト

 

2]データを受信順に付加する番号

 

3]ファイルの属性

正常、エラーを示すものを拡張子につける。

OK:正常ファイル

データ中にスタートコード、エンドコード、識別符号が存在し、さらに気象画像情報、トラフィック情報ではCRCチェックも正常なデータに対してのファイルに付加する。

NG:エアーファイル

上記のものが1つでも欠けるかまたは、CRCチェックで異常になったデータに対してのファイルに付加する。

 

 

 

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