日本財団 図書館


3.5 通信仕様

この章では、地上評価装置と機上評価システムとの空地データリンクにおけるアプリケーション通信仕様に関して記述する。

 

3.5.l JDLCとの通信仕様

地上評価装置はアビコムジャパン社のJDLCを介して機上システム側との空地データリンクを実現する。以下にその通信で利用される各種プロトコルについて説明する。

 

103-1.gif

図3-44 評価システムにおける通信プロトコル構成

 

(1) 通信回線

JDLCと地上評価装置との接続回線については、NTTが提供する3.4KHz専用線による接続とする。

 

(2) 物理レベル

地上評価装置は、モデムを介して接続され、モデムとの物理レベルの接続にはRS-232Cが使用される。物理レベルの接続に関する詳細は、ATA/IATA ICM Vol.3 PART-I-AIRLINE X.25(AX.25)SERVICES及びATA/IATA ICM Vol.4 Annex PN01を参照のこと。

 

(3) リンク・レベル

リンク・レベルの通信は、地上評価装置とJDLCとの間で行われ、その接続プロトコルにはLAPB(HDLC)が使用される。LAPBの詳細な仕様については、ATA/1ATA ICM Vol.3 PART-I-AIRLINE X.25(AX.25)SERVICES及びATA/IATA ICM Vol.4 Annex PN01を参照のこと。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION