以下各メッセージタイプ毎に、記憶されるデータと有効時間の管理等について記述する。
データの有効時間の管理は、必要なものについて以下のように行う。
1) データを記憶すると同時に、カウントダウンのタイマー(有効カウンタ)をデータ有効時間にセットする。有効時間は飛行モード(機上受信機ではPAモードかPAモード以外かがユーザによって設定される)によって異なるものがある。
2) 時刻管理モジュールで毎秒有効カウンタの値をチェックし、タイマーの値が0より大きければカウントダウンする。
3) タイマーが0になればデータは無効を意味する。データを使用する際はタイマーの値が0より大きいことを確認して使用する。
1] メッセージType0
a) 記憶データ :なし
b) データの有効時間 :60秒
c) データ受信時の処理:
・当該衛星から受信した全てのメッセージを無効にする。
・データが有効な期間は当該衛星からの全てのメッセージを廃棄する。