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表4.8 データ有効時間

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以下各メッセージタイプ毎に、記憶されるデータと有効時間の管理等について記述する。

データの有効時間の管理は、必要なものについて以下のように行う。

1) データを記憶すると同時に、カウントダウンのタイマー(有効カウンタ)をデータ有効時間にセットする。有効時間は飛行モード(機上受信機ではPAモードかPAモード以外かがユーザによって設定される)によって異なるものがある。

2) 時刻管理モジュールで毎秒有効カウンタの値をチェックし、タイマーの値が0より大きければカウントダウンする。

3) タイマーが0になればデータは無効を意味する。データを使用する際はタイマーの値が0より大きいことを確認して使用する。

 

1] メッセージType0

a) 記憶データ    :なし

b) データの有効時間 :60秒

c) データ受信時の処理:

・当該衛星から受信した全てのメッセージを無効にする。

・データが有効な期間は当該衛星からの全てのメッセージを廃棄する。

 

 

 

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