注)ペイロード及び圧縮タイプを含む最初のバイトは、すべてのネットワーク・パケット・タイプに送信されるが、厳密に言えばCLNP圧縮型ヘッダの一部ではない。(図J-2は、このバイトをオクテット0として示している。)このバイトは圧縮状態により実なるフィールドを持っため、それらを図J-2で表現し、その意味を同時に定義すると便利である。
圧縮型パケットには長短2つのタイプがある。短パケット・ヘッダはセキュリティ・フィールドで終わり、ペイロード、圧縮タイプ、Oフィールド、インデックス番号、QOS、優先順位及びセキュリティの各フィールドを持つものとする。長パケット・ヘッダは短パケットと同じ情報で始まり、その後にビット・フィールドが続く。このビット・フィールドへの設定により、その他のフィールド・タイプの有無を判断する。(例えば、Iフィールドが真(I=1)である場合、そのデータ・ユニット識別子は存在する。)その他のフィールドは、図J-2に示す順番で現れるものとする。
圧縮型CLNPパケットのヘッダ・フィールドは、次の各項に定義のとおりとする。