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J.1.1 圧縮ヘッダの定義

 

使用すべきCLNPヘッダ圧縮のフォーマットを次の図J-2に示す。

 

289-1.gif

図J-2 圧縮型CLNPヘッダ・フォーマッ卜

 

注)ペイロード及び圧縮タイプを含む最初のバイトは、すべてのネットワーク・パケット・タイプに送信されるが、厳密に言えばCLNP圧縮型ヘッダの一部ではない。(図J-2は、このバイトをオクテット0として示している。)このバイトは圧縮状態により実なるフィールドを持っため、それらを図J-2で表現し、その意味を同時に定義すると便利である。

 

圧縮型パケットには長短2つのタイプがある。短パケット・ヘッダはセキュリティ・フィールドで終わり、ペイロード、圧縮タイプ、Oフィールド、インデックス番号、QOS、優先順位及びセキュリティの各フィールドを持つものとする。長パケット・ヘッダは短パケットと同じ情報で始まり、その後にビット・フィールドが続く。このビット・フィールドへの設定により、その他のフィールド・タイプの有無を判断する。(例えば、Iフィールドが真(I=1)である場合、そのデータ・ユニット識別子は存在する。)その他のフィールドは、図J-2に示す順番で現れるものとする。

圧縮型CLNPパケットのヘッダ・フィールドは、次の各項に定義のとおりとする。

 

 

 

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